免疫細胞療法

癌の新しい代替療法として注目されている、免疫細胞療法について、治療の内容や癌細胞に効く仕組み、費用や治療期間などの情報をまとめて解説します。

免疫細胞療法とはどのような治療法なのか

癌の代替療法の中でも、最も注目されている治療法のひとつが免疫細胞療法です。

これは、患者自身が持つ免疫細胞の中から特定の細胞を取り出し、外で培養して数を増やして再び体内へと戻して免疫力を高める治療法。人間の免疫系の細胞の中から、どの細胞を選んで培養するか、特殊な加工を施して戻すか、などの違いによって治療の種類がいくつかに分かれます。

代表的なものは、NK細胞を使う「活性化NK細胞療法」や「樹状細胞ワクチン法」、「ペプチドワクチン療法」などがあります。

いずれの方法も、患者さんから採取した血液から必要な細胞を取り出し、培養して点滴で戻すだけなので、身体への負担はほとんどないのが特徴。患者自身の細胞を使うので、抗がん剤のような副作用もありません。通常は6回の点滴を1クールとして、体調や病状を見ながら1クールで治療を終了したり、2~3クール繰り返したりするそうです。

なぜ乳癌に免疫細胞療法が効くといわれるのか

免疫細胞が効果を発揮する理由は、人間が本来持っている免疫機能の優秀さにあります。

人間の体では、ウイルスや細菌、突然変異した癌細胞などを異物として検知し、攻撃し体外へ排出する機能を持っています。免疫にかかわる細胞が常に数種類も体内を巡回し、あらゆる角度から異物を探し出して攻撃する能力を持っているのです。

最近の免疫細胞療法は、それらの免疫細胞の働きを活かして一部の細胞だけを培養して強化したり、癌細胞だけに特化して発見・攻撃するよう加工して投与する方法なども開発されています。私たちが本来持つ免疫機能の優秀さの上に成り立っている治療法、それが免疫細胞療法と言えますね。

免疫細胞療法の費用や治療期間について

免疫細胞療法は、行っているクリニックによって治療内容が違いますし、費用も大きく異なってきます。通常は、1回採取した血液から細胞を取り出して培養したワクチンを、6回に分けて点滴で投与します。この6回を1クールと考えるのですが、1クールの平均的な治療費用は150万円前後。かなりまとまった金額が必要となってきますね。

治療期間は、患者さんの病状や希望などによって違いますし、抗がん剤治療やホルモン療法などと並行して治療している方には、スケジュール調整が必要となってきます。

例えば、かなり早急に治療を行いたいと希望する患者さんには、週1回の投与を6回繰り返して1ヶ月半で1クールが終了する場合もありますし、2週間に1度のペースで投与すれば、1クールは3ヶ月ほどかかります。

免疫細胞療法といった特殊な方法に頼らず、食生活・生活習慣の改善、サプリメント・健康食品などで免疫力を高めていく方法も推奨されます。

乳癌の治療効果を高め
再発・転移をさせないためのキーワードは
免疫力
≫≫免疫力を高める方法を詳しく調べる≪≪
注目の記事

乳癌治療や再発・転移
防止の重要キーワード
『免疫力』について知ろう

girl

【免責事項】
このサイトは個人が調査した情報を基に作成しています。
乳癌の診断・治療は必ず医師に相談をした上で行ってください。

pagetop ▲