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鍼灸・マッサージ

体のツボに針を刺すことで治療する鍼灸や、様々な種類のマッサージによって乳癌の症状を緩和する方法について、特徴や効果、注意点などをまとめて紹介します。

鍼灸による乳癌への効果とは

鍼灸治療は、東洋医学の考えに基づいて行われる伝統的な施術法で、全身のツボの中から体調や病状に合ったツボを選んで針などで刺激し、体の痛みやツラい症状を取ることを目的としています。

基本的には症状や副作用を緩和するためのケアという位置づけで行われ、癌細胞の抑止や再発を防止する治療法というわけではありません。鍼灸治療によって、癌が消えるということはないと考えた方がよいでしょう。

鍼灸はどのような施術が行なわれるのか

全身に360以上あるという経穴(いわゆるツボ)を、針やもぐさの熱で刺激することで治療していきます。経穴の多くは筋肉と筋肉の間、関節や骨の凹んだところ、動脈が波打つ場所、神経や血管が密集しているところなどに集中していて、それらを刺激すると、筋肉の緊張をほぐしたり、血流を促進したりする効果があるそうです。

癌のツラい症状や抗がん剤治療で起こる副作用を緩和したり、取り除いたり、免疫力を高めたりする効果を期待して、標準治療と併用する形で用いられることがほとんどです。

マッサージによる癌への効果とは

乳癌治療に用いられるマッサージ法のひとつとして、アロママッサージがあります。心地よい香りのエッセンシャルオイルを使って、その香りを楽しみながら身体をもみほぐし、リラックス効果を得ることを目的としているものです。

特に乳癌の患者さんは女性が多いことから、アロママッサージが多用される傾向にあります。癌治療のケアとして用いられる以前に、精神的な安定を得るため普段からアロマを利用していたという女性も多く、自分がリラックスできる香りを知っている患者さんは、より効果的にアロママッサージを取り入れることができます。

アロマセラピーには、不安感やうつ症状などの精神面の改善、体の痛みの改善、抗がん剤の副作用を緩和する効果があると言われていますが、癌細胞そのものを小さくしたり死滅させる効果はありません。

しかし、エッセンシャルオイルを使ってマッサージするという行為は、鼻から匂いを嗅いで神経を刺激するだけでなく、肌からオイルを吸収して神経系や内分泌系に働きかけることもできます。皮膚から吸収されて血流に乗った有効成分が、全身に作用して痛みやツラい症状を緩和してくれる効果が期待できるわけです。

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