高濃度ビタミンC点滴

乳癌の代替療法として知られている高濃度ビタミンC点滴について、治療の内容やがんに効く仕組み、一般的な費用などについて、まとめて紹介しましょう。

高濃度ビタミンC点滴とはどのような治療法なのか

高濃度ビタミンC点滴療法は、その名の通り大量のビタミンC製剤を体内へ入れることで、癌の標準治療の効果を高めたり、抗がん剤の副作用などを軽減させる効果が期待できる治療法。基本的に、単独で行うのではなく他の治療法と併用して行われる場合がほとんどのようです。

週に2~3回の頻度で通院し、点滴でビタミンCを投与します。1回目は15~25g程度ですが、徐々に量を増やしていき、最終的には血中のビタミンC濃度が350〜400㎎/dllになるまで行います。点滴は1回1~2時間程度で終わるそうです。

悪性腫瘍のほか、パーキンソン病、うつ病などの精神疾患、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を改善する方法としても利用されます。

なぜ乳癌に高濃度ビタミンC点滴が効くといわれるのか

血液中に350~400㎎/dllという高濃度のビタミンCがあると、血管の外の細胞にまでビタミンCが染み出していきます。染み出したビタミンCを、癌細胞は積極的に細胞内に取り込もうとするそう。すると、ビタミンCが酸化し、癌細胞の内部で活性酸素の一種である過酸化水素が発生するそうです。

普通の細胞はカタラーゼという酵素で守られているので、過酸化水素による影響は受けません。しかし、癌細胞の中で発生した過酸化水素は細胞を攻撃して破壊、癌細胞だけを死滅させる効果が期待できるわけです。

高濃度ビタミンC点滴が効果を上げるポイントは、血液中に大量のビタミンCを投与して、この350~400㎎/dllという高濃度をキープし続けること。そうしなければ、血管の外へ染み出すこともなく、余計な老廃物と一緒に単なる尿として体外へ排出されるだけです。

ただし、明確な効果について立証されている方法ではありませんので、必ず担当医に相談してから取り入れるようにしてください。

高濃度ビタミンC点滴治療の費用や治療期間について

乳癌に対する高濃度ビタミンC点滴治療の方法は、基本的に抗がん剤などの化学療法やホルモン療法と並行して行います。週に2回から3回程度の点滴を、3ヶ月ほど続けるそうです。

治療費用は、点滴1回につき1万~3万円程度で、ビタミンC製剤の量によって異なります。初回は15g程度から始まりますが、そのぐらいの量なら1回7000円から1万円くらいの費用が相場のようです。ビタミンCの量が100gを超えると25,000円から3万円程度になる場合もあります。クリニックによって、別途、初診料や手技料、相談料などがかかる場合もあるそうです。

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