乳癌のステージ(病期)

乳癌の病期は主に0からⅣまでの5つのステージで分類することができ、さらにステージⅡはa・b、ステージⅢはa・b・cの3段階に分けることができるそうです。

乳癌ステージの診断基準

乳癌の分類は、マンモグラフィや超音波などの画像検査を参考に、以下の3点を基準として診断されます。

  • しこりの大きさ
  • リンパ節への転移の有無
  • 多臓器への転移の有無

原発巣のしこりのサイズとリンパ節転移の状況を医師が細かくチェックしてステージを確定し、治療の方針を決めていくわけです。まずは、ステージ別の特徴についてまとめていますので、参考になさってください。

ステージ0期と診断されるケース

ステージ0は、しこりも見つからないごく初期の非浸潤癌の段階です。腫瘍細胞は乳管のみに留まっていて転移の可能性も低いので、原発巣を取り除く手術を行なえば、完治も可能。ステージ0と診断された方の10年生存率は、95%を超えているそうです。

ステージⅠ期と診断されるケース

しこりの大きさは2cm以下で、乳房の外や脇の下のリンパ節などに転移していない状態なら、ステージⅠ期と診断されます。乳房の切除手術を行って原発巣を取り除くのが標準治療となります。手術を行なえば、10年生存率は90%と高い確率で完治できます。

ステージⅡ期と診断されるケース

ステージⅡa期 ステージⅡb期
しこりの大きさは2~5㎝で、脇のリンパ節への転移が見られない場合はステージⅡのa期と分類されます。さらに、しこりの大きさは2cm以下であっても、リンパ節への転移が見られる場合については、ステージⅡa期と診断されるそうです。 脇の下のリンパ節転移が認められた場合です。また、リンパ節への転移が見られなくても、しこりの大きさが5㎝以上に達している場合は、ステージⅡb期となります。
ステージⅡa、Ⅱbのいずれにしても、乳房の原発巣とリンパ節の切除を行い、10年生存率は80%と言われています。

ステージⅢ期と診断されるケース

ステージⅢa期 ステージⅢb期 ステージⅢc期
しこりの大きさは2cm以下であっても、転移したリンパ節同士が癒着していたり脇の下の組織にくっ付いて固定されているケース、リンパ節転移の数が多いケース、または脇の下のリンパ節には転移が見られないが、胸骨の内側のリンパ節が腫れているケースなどがステージⅢa期と診断されます。
さらに、リンパ節への転移の数は少なくても、原発巣のしこりの大きさが5㎝以上に達している場合はステージⅢaとなるようです。
原発巣のしこりが胸壁にくっ付いて固定されている場合や、表皮からしこりが出っ張っているケース、しこりのある部分の表皮が崩れているケースなどは、しこりの大きさやリンパ節転移の有無にかかわらず、ステージⅢbと診断されます。
また、胸骨の内側にあるリンパ節へ転移が見られる場合は、しこりのサイズにかかわらずステージⅢbとなるそうです。
脇の下のリンパ節だけでなく、胸骨内側のリンパ節にも転移が見られた場合は、しこりのサイズに関わらずステージⅢc期となります。鎖骨の上下のリンパ節に転移があるケースも、ステージⅢcです。
ステージⅢは3段階に分類されていますが、いずれにしても、10年生存率は60%とされています。

ステージⅣ期と診断されるケース

原発巣やリンパ節転移のほか、肝臓や肺、骨や脳などに遠隔転移を起こしているケースは、ステージⅣとされます。また、初期に標準治療を行った後、乳癌が再発してしまった場合はステージⅣと分類されるそうです。
ステージⅣでは、10年生存率が25%前後とかなり厳しい状況となります。
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乳癌の診断・治療は必ず医師に相談をした上で行ってください。

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