再発(局所再発)とは

乳癌と診断されて切除手術を行った後、手術した側の乳房やその周辺に癌が再び発生することを、局所再発といいます。局所再発はなぜ起こるのか、再発が起こりやすい時期などについて、まとめて解説しましょう。

乳癌の局所再発とはどうして起こる?

局所再発にしてもほかの場所への転移にしても、起こる理由はほぼ一緒です。

元々の乳癌ができ始めた初期の頃から、実は体のどこかに見えない小さな細胞として潜んでいて、切除手術や放射線治療、抗がん剤治療などを潜り抜けて生き残ったものと考えられます。

手術を行った時には見えないほどの大きさだったので取り残してしまい、何らかの理由で抗がん剤も効かなかったことから、数年の経過観察の間に大きく成長して目に見えるほどの癌細胞として現れた、というわけ。

再発と聞くと、一度治療して無くなった癌が再び現れるようなイメージを持ちますが、実は元から体の中にあったものが、生き残っていたと考える方が妥当です。

局所再発が起こりやすい時期

乳癌の再発する時期は、主に切除手術を行ってから2~3年後が多いと言われています。

再発が起こる時期は、病期が進んでいるかいないか、という違いだけではなく、癌細胞そのものの性質によっても異なります。ゆっくりジワジワと成長する種類の乳癌なら、初期治療が終わってから10年や20年も経って再発する、といったケースも考えられるわけです。

再発を起こさないためにも、癌細胞に打ち勝つ体本来の力である免疫力を高めておく必要があるといわれています。

局所再発を疑うべき症状とは

局所再発は、原発乳癌の病巣の切除手術を行った側の乳房周辺に起こり、乳房の皮膚や脇の下のリンパ節、胸に近い部分のリンパ節などに発生することが多いようです。

切除した周辺の皮膚や、脇の下をまめにチェックして、皮膚の表面に赤みや炎症がないかどうかを確認しておきましょう。また、皮膚の下にしこりがないかどうかもしっかりと触ってチェックしておきます。

再発した場合、「できるだけ早期に見つければ完治できるのでは?」と考えがちですが、乳がんの再発の場合は、早期に治療を開始しても、症状が出てから治療を始めても、生存率にはほとんど差がないことが分かっています。再発があるということは、その他の箇所にも癌細胞がすでに存在している可能性が高いからです。

ちょっとした体調の変化に敏感になりすぎて、何度も検査を繰り返したり、不安になり過ぎるのもしんどいもの。まずは『初期治療をしっかり行ったから大丈夫!』と考えて日々の生活を楽しむことが一番です。治療を行っている病院の指導の下、年に1度のマンモグラフィなどを適切に受けているだけで、十分に再発を発見することが可能です。

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